頬袋がいつも膨れているんですけど

Photographer Carolyn Coles

くっつくご飯に注意
病気の症状として

ハムスターは食べ物をほっぺたにある頬袋（ほおぶくろ）に溜め込む習性があります。
飼育本によるとゴールデンだとヒマ種なら８０粒も詰め込めるそうです。
巣（寝床）を作る時などは巣材を頬袋に詰めて運ぶこともあります。

溜め込んだまま（膨らんだまま）過ごすより、小屋や床材の中に中身を吐き出す傾向が強いです。
膨らんだままということは、食べ物が入ったままの状態ということです。

２，３日も全く同じ状態で膨らんだ状態で食事量が落ちているのであれば
トラブルの可能性があります。

くっつくご飯に注意

炊いたご飯粒やうどん・パスタなどを食べさせて、頬袋内で他のものとくっついて固まってしまうと、塊が大きくなりすぎて自分では取り出せなくなることがあります。

水分の多いものを頬袋にたくさん溜め込んだ場合も同じように固まる可能性が高いです。

中身をすぐに吐き出したり食べてくれたりする子は心配いりませんが、いつも溜め込んだまま過ごす子であれば、与える食事に注意してください。
頬袋詰めすぎて出せなくなる

病気の症状として

頬袋内に腫瘍ができた場合も膨らんだ状態になります。
その場合は体重が一気に減ってきますので、すぐに病院へ連れて行ってください。

万が一頬袋内を損傷しており化膿すれば、異物があるように膨らんできます。
食欲、体重も落ちてきます。
ただ初期症状であれば元気なままですので、気づくのに遅れることもありえます。

参考リンク

歯科・口腔内疾患　ハムスタ−クラブの診療室
巣材ってなんですか？
ハムスターの頬袋
ハムスターの頬袋の反転（K's Pet Clinic） ■ハムスターの情報を探す
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