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  • 強制給餌はどうやればいいのですか?


強制給餌とはシリンジを口の中、場合によってはのどに差込み
ドロドロの液状にした流動食を流し込む方法です。

確実に胃にに食事・栄養を送ることができます。
食事を自分から口にしない・投薬する場合にとても有効な方法です。

• 必ず液状にした流動食を使用する
• 一度に多くの量を流し込まない

ことに注意が必要です。

二人がかりで強制給餌中。

この仰向けでの強制給餌は体力がある場合に行います。
使用している流動食はa/d缶アイソカルフォーミュラー3です。

強制給餌するにはまず保定ができることが前提になります。
自信を持ってできなければ強制給餌は危険です。

のどや気管に流動食を詰まらせてしまい、呼吸困難を起こして状態を悪化させてしまいます。
強制給餌は最終手段と捉え、なるべく自分から口を使う方法を色々探し試してください。

上記写真の仰向け強制給餌は一人でも行うことのできる方法ですが
体力の極端に落ちて弱っているハムスターにはおすすめできない方法です。
(保定によるストレスが強い・のどに詰まらせやすい)

弱っている状態の場合は二人がかりになりますが、うつぶせ方法で行って下さい。

保定係の手のひらにうつ伏せでハムスターを乗せて、親指と人差し指の間から頭を出して軽くつかみます。
給餌係がシリンジをハムスターの口の下から口の中に押し込むように差込み、少しずつ口の中に流し込みます。

ハムスターが口を開けない場合は保定係が強制的に口を開けなければなりません。
ハムスターを乗せていない手で、うつぶせのまま軽く保定するように口を開けさせます。

口に流動食を流すと「くちゃくちゃ」と口を動かして飲み込もうとします。
口の動きが止まる(音がしなくなる)と飲み込み完了なので、続けて少量流し込みます。これを何度も繰り返します。

強制給餌で与える流動食の量の目安は
1回につき小さく細いシリンジ1本分(たいてい0.5cc)にとどめて下さい。
我が家では0.1〜0.2ccずつ口に流し込んでいます。
1回の強制給餌で3〜5回に分けて口に流し込むようにしています。

1日に何度強制給餌を行うかは病状・ハムスターの体力により異なります。
病院の先生に聞いておく必要があります。
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