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  • 結膜炎(けつまくえん)

■ 症状

眼脂(目やに)や涙が出て目が開かなくなったりします。

結膜(黒目の外周にある白いところ)が赤くなったり、眼瞼(がんけん=まぶた)が腫れたりします。

★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります

■ 原因

* 細菌・ウイルス感染(細菌性結膜炎)
* 細かいゴミ・ホコリが目に入り何度もこする
* アンモニア臭による刺激
* 毛づくろいで目の周囲を傷つける


住居内の掃除をしない不衛生な環境が一番危険です。
糞尿などで汚れた手足で目をこすったり、トイレ用の砂や床材のホコリが目に入りこすることで発症する例が多いです。

床材(主にパインチップ)でアレルギーを発症した場合も結膜炎を起こします。
歯の疾患や体調が崩れたなど他の病気が原因で目やにがでたり結膜炎が併発することがあります。


■ 自宅での応急処置

応急処置 ハムスターの目の症状


■ 治療

目に点眼薬をつけます。
細菌感染による炎症がひどい場合は抗生剤も投与します。

治療中はトイレ砂・細かいほこりの出る床材は撤去します。

【詳細】眼科疾患(ハムスタ−クラブの診療室)


■ 予防

* 掃除を定期的に行う
特に尿で汚れたトイレ掃除は毎日実施しなくてはなりません。

* 細かいホコリがたくさん出る床材を使用しない
網でこしてから使用するとホコリの出る量が少なくて済みます。

* 針葉樹(パインチップ)の床材は使用しない
同時に皮膚炎、鼻炎のアレルギーを発症する場合もある。

* 伸びた爪は定期的に切る
後ろ足で目の周囲を毛づくろいすることが多いので、後ろ足指の爪の長さに注意。


■ 闘病

皮下膿瘍による結膜炎
└結膜炎の治療中、目と鼻の間に膿瘍があることが分かる。
 麻酔無しで切開して膿を出し消毒。
 自宅でも毎日抗生剤の投与・点眼にて消毒を続け2週間で完治。




■ 症例

なし


■ 関連する病気

目の中・目の周りにできる
お迎え時に発症しやすい 不衛生な環境に多い
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
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