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  • 細菌性皮膚炎(さいきんせいひふえん)

■ 症状

ハゲ(脱毛)が見られます。
痒みをともなう発疹・赤みを帯びた炎症やかさぶたなども見られます。

★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります

■ 原因

* ケガ
* 不衛生な環境


黄色ブドウ球菌などの細菌感染によって起きる皮膚炎です。
肥満のハムスターが歩くたびに床材などで腹や手足がこすれると、擦り傷ができてそこから感染する場合もあります。

悪化すると皮下に膿がたまって盛り上がることもあります。(皮下膿瘍)


■ 自宅での応急処置

応急処置 ハムスターのハゲ・脱毛


■ 治療

抗生物質の投与にあわせて住環境を清潔にします。

皮下膿瘍ができてしまった場合は切開して膿を排出します。

【詳細】皮膚科(ハムスタ−クラブの診療室)


■ 予防

* 定期的に掃除をして住居内を清潔にする
細菌感染を予防する。
特に尿で汚れた床材、巣材やトイレは毎日掃除・交換する。

* ケガ・出血の外傷を負った時はすみやかに消毒する
放置せずに通院して治療する。

* 免疫力が下がらないように注意する
余計なストレスかけない。健康的な食生活をおくる。しっかり温度管理する。


■ 闘病

なし


■ 症例

オークどうぶつ病院(→目で見る病気)
皮膚炎


■ 関連する病気

皮膚にハゲ・脱毛ができる
肥満に多い 金網ケージ飼育に多い 複数同居飼育に多い 不衛生な環境に多い
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
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