レタス
ハムスターに・・・与える時は注意が必要な食べ物です
ハムスターの食事としてレタスはNGとされています。
しかし与える量、方法を守れば決してNGな野菜ではありません。
「毎日レタスを与えています」
「一度にたくさん食べさせました」
「2日家を空けるのでレタスを一枚与えておきました」
そんな無茶なことしなければ問題のない野菜です。
レタスは確かに水分量が多い野菜です。
しかしキュウリやチンゲン菜、もやしや白菜だってほぼ同じ割合で含んでいます。
レタスだけ「水分が多いから下痢をする」のではありません。
他の野菜だって食べ過ぎれば下痢をするんです。
水分を多く含む野菜は栄養がほとんどありません。
ですので食べさせるメリットは水分補給しかありません。
給水器を使わない子や使えない環境(移動中など)ではメリットあるかもしれませんが
毎日の食事として与える必要性はあまりありません。
適度に食べれば給水器から飲む水の量が減るだけですし
食べさせすぎれば軟便〜下痢に至ることもあります。
また水分が多い野菜は傷みも早いので、1日以上えさ皿に置きっ放しにすると
腐った野菜を食べさせていることになります。
レタスが問題視されるのに硝酸塩があります。
硝酸塩は体内でガンを誘発する物質です。
葉物の野菜は硝酸塩を含む割合が高くなるので
レタスだけが特別視されるのはちょっとおかしな話かもしれません。
ほうれん草やチンゲン菜、白菜、さやいんげんの方がレタスより含有量が多いですし
キャベツに含まれる量もそんなに違いはありません。
茹でれば野菜に含まれる硝酸塩は減るようですので
どうしても気になる方は葉物野菜は茹でてから与えると安心かもしれません。
365日、毎日毎日葉物野菜を生のまま大量に食べさせていないのであれば
硝酸塩はさほど気にする必要はないように感じます。
「レタスを茹でて、水気をよくとって少量だけたまに与える」
これならハムスターの食事としてレタスを危険視することもないと思います。
ただ、そこまでしてレタスを与えるメリットもないと思います。
参考リンク |
野菜中の硝酸塩を減らす(長野県野菜花き試験場佐久支場)
野菜と硝酸塩 −調理の工夫で健康増進を−(藤井教授の「食と安全」講座)
硝酸塩濃度から見た食品の安全性:野菜は強力な発ガン物質(自然が友の山里果園)
野菜中の硝酸塩に関する情報
快眠を得る食事(All about)
■レタスの栄養成分(可食部100gあたり)
状態 | カロリー | 蛋白質 | 脂質 | 炭水化物 | カルシ ウム | ビタミン | 鉄 | 水分 | |||
食物繊維 | 糖質 | B2 | C | E | |||||||
レタス | 12 | 0.6 | 0.1 | 1.1 | 1.7 | 19 | 0.03 | 5 | 0.3 | 0.3 | 95.9 |
サラダ菜 | 14 | 1.7 | 0.2 | 1.8 | 0.4 | 56 | 0.13 | 14 | 1.6 | 2.4 | 94.9 |
サニーレタス | 16 | 1.2 | 0.2 | 2.0 | 1.2 | 66 | 0.10 | 17 | 1.3 | 1.8 | 94.1 |
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