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  • ストレス

ストレスとは、ハムスターが極度の精神的、肉体的緊張状態に陥ってしまう状態のことです。

ハムスターはストレスに弱い動物です。
過度のストレスを感じると、間違いなく体調不良・病気発症につながります。

「購入したばかりのハムスターがすぐに死んでしまった」例はかなり多いですが
お店から自宅への環境変化によるストレスから、ハムスターの体力・免疫力が下がり
下痢などの病気を発症することで命を失うケースがほとんどです。

ハムスターを健康に長生きさせたいのであれば
なるべくストレスをかけずに飼育することが重要になります。

特に、環境変化(移動や飼育用品)や温度変化(季節の変わり目)によるストレスに用心して下さい。


ストレスの例

管理人が飼育中に与えてしまったストレスの例

・お店から自宅への環境変化のストレスより下痢を発症
・床材を変えた環境変化のストレスより下痢を発症
・別のハムスターを近づけた際の恐怖心から
 においが残った手を近づけると必ず噛み付くようになる


個体差

同じように接していても、ストレスに敏感な子と鈍い子がいます。

例えば、我が家で飼育していたジャンガリアンの子は散歩が大好きで
飼育ケースから外に出ても我が物顔で走り回ります。
手の上で仰向けになって物を食べたり毛づくろいしたりします。

しかし、ゴールデンの子は散歩がかなり苦手で、飼育ケースの外に出すと
携帯電話のバイブのような振動が体から伝わるほど緊張します。
飼い主の手の上に自分から乗ることはなく、乗せてもすぐに体が振動します。

上記の個体差はたまたまであり、全てのジャンガリアン・ゴールデンに当てはまるはずがありません。
飼い主が大きく飼い方を変えているつもりはなくとも、ストレスに感じる子、感じない子がいるのですね。


ハムスターの様子をよく観察

病院に連れていくだけでストレスに感じる子。
温度が少しでも上がったり下がったりするだけでストレスに感じる子。
食べ慣れた食事が用意されなかっただけでストレスに感じる子。
飼い主以外の人に触られるだけでストレスに感じる子。
他のペット動物のにおいに気づくだけでストレスに感じる子。

上記の例をなんにも感じない子もいます。

写真を撮ったり部屋で音楽を聴いたり
住居内の掃除や体重を量ることや闘病中のお薬投与すらハムスターはストレスに感じることがあります。

飼っているハムスターにとって何がストレス・恐怖心を与えることになるのか
お世話をしながらよく観察することが重要です。

極度に嫌がったり逃げ出したりすれば
「あ、これはストレスに感じているな」と気づけるはずです。
気づいたのなら、なるべくそういう機会を減らすように努めましょう。

掃除や投薬する際、極度にストレスを感じていると分かっているのなら
どうやればストレスが減るのか探りながらお世話頑張りましょう。

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