Photographer duchessofteaもともとハムスターは触ったりなでたりするペットではありません。
手の上に乗せて遊ぶペットでもありません。
「人間に触られるのが嫌い・嫌がる動物・ペットだ」ということをまず理解してください。
とはいえ、健康チェックや掃除の時などハムスターに触れなければならない時もあります。
必要以上にストレスを感じさせないためにも、飼い主の存在に慣れてもらうとお世話がスムーズに行えます。
「飼い主に慣れる」ということは「飼い主の存在を怖がらない」ことです。
飼い主が近づくと逃げる、隠れる、警戒して怒る
手を差し出すと跳びつく、噛む
全て飼い主（人間）の存在を怖がっている証拠です。
「何故怖がっているのか」を突き止めなければ解決しません。
怖がる原因を取り除いてやることから対策が始まります。
お迎え以前、ショーケースで長い期間生活していませんでしたか？
残念ながらペット店などからお迎えした場合、ショーケースを叩かれたりちょっかいかけられたりのストレスから人間を怖がる傾向があります。
お迎え当初、ちょっとでも驚かせることしませんでしたか？
人間を怖いと思う環境で生活してきて、更に環境変化でストレスが増している中
お迎えした興奮でいらぬちょっかいかけませんでしたか？
その後
ハムスターがちょとでも嫌がることをしませんでしたか？
むやみにちょっかいだしてませんか？
ハムスターを上からつかもうと手を差し出していませんか？
ハムスターの周りでいきなり物音立てたり素早く動いたりしていませんか？
「そんなことしていません」「そんなことした覚えありません」とあなたが思っても
ちょっとした行為・仕草がハムスターにとっては人間を怖がるに十分な原因になることがあります。
あなたがハムスターにとって怖い存在ではないと学習させる必要があります。
１００人の人間がいれば１００通りの個性があります。
それはハムスターにも当てはまります。
お迎え当日から手乗りする子もいれば、１年後にやっと噛み癖が直る子もいます。
一生噛み癖の直らない子もいます。
全ての子が同じように慣れると思うのでなく、あなたのハムスターの個性・性格にあったお世話・飼育をしてあげて下さい。
「慣れた子じゃなきゃ飼わなきゃよかった」となると、とてもかわいそうです。
すぐ噛む子、手乗りしてくれない子だってかわいいハムスターには違いないですよ。
あなたの自己満足（慣れて欲しい）を押し付けるように
無理強いすればするほど全て悪循環することを忘れないで下さい。
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