Photographer Saopaulo1
擬似冬眠しやすい環境と季節
ハムスターが擬似冬眠した状態
擬似冬眠からの回復
野生のゴールデンハムスターは数週間冬眠する習性がありますが
ペットとして飼育されているハムスターは冬眠しません。
体温が著しく低下した休眠状態(低体温症)を擬似冬眠と表現します。
飼育中、温度管理が悪いとゴールデンは擬似冬眠しやすい傾向があります。
野生ですら長期間冬眠する習性のないジャンガリアンを低体温症にさせてしまったなら、かなり劣悪な環境で飼育していたことになります。
急激な室温低下で起こる低体温症は、室温15℃で発症することもあれば
5℃でも発症しないことがあります。(個体差・環境差があります)
それでも15℃以下、特に10℃以下になると発症する確率がかなり高くなるので
そこまで冷えないような保温対策が予防として必要になります。
毎日10℃以下になる環境では必ず低体温症や凍死が起こりうると覚悟してください。
ひと晩でいきなり室温が大きく下がる場合も発症する確率が高くなります。
「まだ寒くないから」と油断する秋〜冬の初めの時期によく起こります。
体温が10℃以下になるので体が冷たくなります。(普段は37℃ほど)
硬直してしまうので手・足を動かそうとしても動かせなくなります。
かすかにゆっくりと鼓動・呼吸をしていますが
目も閉じているのでぱっと見では死んでいるようにしか見えません。
死後硬直でも体がかたくなりますが、皮膚までつっぱったようにかたくなります。
擬似冬眠では皮膚までかたくなることはありません。
死後硬直で体がかたまっているのなら、あたたかい部屋では数時間で死臭がひどくなります。
擬似冬眠での硬直ならにおいはいつもと変りありません。
寝床・住居内で硬直していて、死んだのか擬似冬眠なのか判断できない場合は
体をすぐに温めて様子を見てください。
間違ってもストーブやドライヤーなどで急激に温めることはしないでください。
(心臓に負担がかかり、そのまま亡くなってしまう場合があります)
タオルにくるんであんか・ホットカーペット・カイロの上やこたつの中(中央以外の端のほう)でゆっくりと温めるようにします。
擬似冬眠(低体温症)ならば長くても数時間以内に体の硬直がとけ、呼吸に合わせて体がゆっくり動くようになります。
動く姿が確認できたら蜂蜜を白湯で溶いたものなどを飲ませて体力の回復を図ります。
あとは動物病院に電話して治療について相談してください。
ネットの掲示板に泣きつくのは病院に相談したあとにしてください。
ハムスターの冬眠
冬眠という便利な言葉(獣医師広報板)
低体温ハムスターの治療(中津動物病院・夕陽丘動物病院)
ハムスターの病気:低体温症
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擬似冬眠しやすい環境と季節
ハムスターが擬似冬眠した状態
擬似冬眠からの回復
野生のゴールデンハムスターは数週間冬眠する習性がありますが
ペットとして飼育されているハムスターは冬眠しません。
体温が著しく低下した休眠状態(低体温症)を擬似冬眠と表現します。
飼育中、温度管理が悪いとゴールデンは擬似冬眠しやすい傾向があります。
野生ですら長期間冬眠する習性のないジャンガリアンを低体温症にさせてしまったなら、かなり劣悪な環境で飼育していたことになります。
擬似冬眠しやすい環境と季節
急激な室温低下で起こる低体温症は、室温15℃で発症することもあれば
5℃でも発症しないことがあります。(個体差・環境差があります)
それでも15℃以下、特に10℃以下になると発症する確率がかなり高くなるので
そこまで冷えないような保温対策が予防として必要になります。
毎日10℃以下になる環境では必ず低体温症や凍死が起こりうると覚悟してください。
ひと晩でいきなり室温が大きく下がる場合も発症する確率が高くなります。
「まだ寒くないから」と油断する秋〜冬の初めの時期によく起こります。
ハムスターが擬似冬眠した状態
体温が10℃以下になるので体が冷たくなります。(普段は37℃ほど)
硬直してしまうので手・足を動かそうとしても動かせなくなります。
かすかにゆっくりと鼓動・呼吸をしていますが
目も閉じているのでぱっと見では死んでいるようにしか見えません。
死後硬直でも体がかたくなりますが、皮膚までつっぱったようにかたくなります。
擬似冬眠では皮膚までかたくなることはありません。
死後硬直で体がかたまっているのなら、あたたかい部屋では数時間で死臭がひどくなります。
擬似冬眠での硬直ならにおいはいつもと変りありません。
擬似冬眠からの回復
寝床・住居内で硬直していて、死んだのか擬似冬眠なのか判断できない場合は
体をすぐに温めて様子を見てください。
間違ってもストーブやドライヤーなどで急激に温めることはしないでください。
(心臓に負担がかかり、そのまま亡くなってしまう場合があります)
タオルにくるんであんか・ホットカーペット・カイロの上やこたつの中(中央以外の端のほう)でゆっくりと温めるようにします。
擬似冬眠(低体温症)ならば長くても数時間以内に体の硬直がとけ、呼吸に合わせて体がゆっくり動くようになります。
動く姿が確認できたら蜂蜜を白湯で溶いたものなどを飲ませて体力の回復を図ります。
あとは動物病院に電話して治療について相談してください。
ネットの掲示板に泣きつくのは病院に相談したあとにしてください。
参考リンク |
冬眠という便利な言葉(獣医師広報板)
低体温ハムスターの治療(中津動物病院・夕陽丘動物病院)
ハムスターの病気:低体温症
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