低体温症(ていたいおんしょう)・冬眠(とうみん)
■ 症状
体が冷たくなり、硬直する。
(見た目死んだようにしか見えないが、弱くゆっくり呼吸をしている)
軽度の場合は弱ったように見える。
★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります
■ 原因
• 急激な温度変化
いわゆる「冬眠」と呼ばれるものですが、飼育されているハムスターは冬眠しません。
(擬似冬眠と呼ばれる低体温症のことを『冬眠』と表現しているだけです)
一般的に5〜10℃以下になると発症すると言われていますが、半日で10℃以上温度低下するなどの急激な温度変化でも弱ったり硬直することがあります。
温度変化・低下のストレスに加え、食事量が少ないと発症しやすくなります。
闘病中、妊娠・子育て中は体力・免疫力が下がるので、常時20℃以上の環境で飼育する必要があります。
■ 自宅での応急処置
応急処置 ハムスターがぐったりした症状
■ 治療
ゆっくりと体温を温める。
(タオルにくるんでこたつに入れたり、間接的にあんか・カーペット・カイロで温める)
糖分の高いもの(はちみつや砂糖を水に溶いたもの)を飲ませる。
ストーブの近くやドライヤーなどで急激に温めると弱った体力・心臓に無茶をさせることになるので危険です。
【参考】
冬・寒さ対策と冬眠
冬眠ってどうなるんですか?
低体温ハムスターの治療(中津動物病院・夕陽丘動物病院)
■ 予防
* 健康的に飼育するには常時20℃以上の環境で飼育する
冬場はエアコン・ヒーターなどで住環境を保温する。
* 温度変化の激しい場所で飼育しない
飼育ケースはどこに置けばいいの?
■ 闘病
なし
■ 症例
なし
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。