尿路結石(にょうろけっせき)
■ 症状
オレンジ色、茶褐色やピンク色・赤色の尿が出ます。
尿の回数が増えたり、尿の量が減ったりします。
結石が大きくなり排尿困難になると食欲不振の上お腹が膨れてきます。
★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります
■ 原因
• 細菌感染
• カルシウムの摂り過ぎ
もともとハムスターは尿にカルシウムを多く排出します。
カルシウムの多い食事を定期的に摂り続けると、結晶成分が集まって結石になります。
水分を満足に摂取できていない時も発症することがあります。
(給水器設置せずに少量の生野菜のみ与える場合)
重症の場合は生殖器から出血する場合もあります。
尿検査を行って潜血反応・細菌を調べる。
■ 自宅での応急処置
応急処置 ハムスターの血尿
■ 治療
レントゲンやエコー検査で結石の存在を確認できて排尿困難が続く場合は開腹手術で結石を除去する必要があります。
軽度の場合は抗生物質の投与、低カルシウム食、水分補給で様子を見ます。
一度発症したハムスターは再発する可能性が高い。
【詳細】泌尿器系(ハムスタ−クラブの診療室)
■ 予防
* カルシウムの多いものは与えすぎない(毎日与えない)
煮干・ひじき・チーズ・ごま・高野豆腐・アーモンド・大根の葉・モロヘイヤ
* いつでも自分から水を飲めるようにする
必ず給水器を設置する。
* 定期的に掃除をして住居内を清潔にする
細菌感染を予防する。
特に尿で汚れた床材、巣材やトイレは毎日掃除・交換する。
* 尿の色が判断できやすい床材・巣材・トイレ砂を使用する
紙製のものが一番分かりやすいし衛生的。
■ 闘病
闘病:泌尿器(ハムスタートラックバック)
■ 症例
なし
■ 尿検査
検査には新鮮な尿が必要になります。
病院で採取することは難しいので、通院の2,3時間程前までに自宅で採取します。
床材・トイレ砂などに染みたものは採取できないので、床材・トイレ砂を撤去して尿を採取します。
・お出かけ用キャリーや入れ物を洗ってハムスターを入れる(巣材などは入れない)
・おしっこしたらすぐに注射ポンプ(シリンジ)・スポイドなどで0.3〜1ccほど採取する
・ポンプをラップでくるみ、出かけるまで冷蔵庫で保管する

左:採尿中 右:シリンジで採取した尿
採取できた尿が極端に少ない場合は検査が困難なので、複数回のおしっこをまとめることもある。
但し古い尿は正しい検査結果が出にくくなるので、通院3時間以内に採取したものを持参すること。(出かけるギリギリまで冷蔵庫にて保管)
【参考】尿検査の項目説明


