切り傷(きりきず)
■ 症状
出血する。
★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります
■ 原因
* 住環境
金網ケージの網に引っかかる、ぶら下がる・天井からの落下・ロフトからの落下
回し車の隙間に足を挟む・複数同居のケンカ
* 散歩中
落下・踏み付け・蹴っ飛ばし・ドアで挟む・カーペット、タオルに爪がひっかかる
巣材の綿が足に絡みついて壊死する場合もあります。(縛創)
しこりを自分で噛み切ってしまったり、爪が伸びた状態で毛づくろいすることで
怪我してしまうこともあります。
出血して治りかけてくると、痒がってかきむしって状態を悪化させることもあり
エリザベスカラーが必要な場合もあります。
ハムスターが出血を伴う怪我をするのは、飼い主の飼い方に問題があるケースがほとんどです。
上記の飼育環境で飼育しているならば、いつ事故が起こってもおかしくないことを覚悟しておくべきです。
■ 自宅での応急処置
応急処置 ハムスターの出血(外傷・火傷)
■ 治療
運動制限(回し車・段差物の撤去)を行い、トイレ砂も一時撤去する。
軽度の出血ならば患部を消毒する。(早ければ1週間で完治する)
裂傷など傷口が大きかったり、患部が壊死しているときには手術が必要です。
【詳細】外傷(ハムスタ−クラブの診療室)
■ 予防
上記の原因となる環境で飼育しないこと。
(特に複数同居飼育でのケンカからの怪我が一番悲しく、愚かな原因となります)
散歩させる時は「事故は必ずおきるものだ」と覚悟した上で行うこと。
「運が悪い」のではなく、飼い主の注意不足・油断でハムスターを苦しめることになります。
■ 闘病
なし
■ 症例
※辛い内容になることを予めご了承下さい
城戸ペット病院(→症例報告)
ジャンガリアンハムスターの縛創・喧嘩
オークどうぶつ病院(→目で見る病気)
裂傷
■ 関連する病気
外傷
金網ケージ飼育に多い 複数同居飼育に多い
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。