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  • 糖尿病(とうにょうびょう)

■ 症状

著しい多飲多尿と体重の減少。

★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります

■ 原因

* 遺伝(一型糖尿病)
* バランスの悪い食生活(二型糖尿病)

尿検査にて尿糖が検出されると糖尿病が予想される。

尿糖は通常健康体からは検出されない。
血糖値が上がると、腎臓で吸収しきれない糖が尿中に排出される。

ケトン体が検出されると合併症による急変から状態が一気に悪化して死亡するケースがある。(ケトアシドーシス)

圧倒的にキャンベルハムスターでの糖尿病発症例が多い。
発症理由は遺伝によるものが多いので、親が糖尿病であるなら繁殖は控える。


■ 自宅での応急処置

発症確認後は合併症による急変に対応します。
ハムスターの病気 応急処置一覧


■ 治療

インスリン治療のできないハムスターに有効な治療法はない。

二型糖尿病の場合は、食事療法(高繊維・高たんぱく・低糖・低脂肪)や漢方薬での代替療法で改善されることもあるが、一型糖尿病の完治はない。

水分摂取量が無茶苦茶多くなるので、給水器の設置・頻繁な水補給は絶対必要。

免疫力も下がり、尿の量が多くなるので住居内の掃除を怠ると、簡単に細菌感染を起こしてしまう。

【参考】糖尿病とは?


■ 予防

* 正しい食生活をおくる
乾燥フルーツなど糖分の高いものは与えすぎない。人間用の食べ物は与えない。


■ 闘病

糖尿病
└生後2ヶ月目で多飲多尿を発症、尿検査から糖尿病と診断。
 毎月2回の尿検査で状態確認し、代替療法で状態悪化を防ぐ。
 合併症か低血糖による急変で2度死の淵をさまよう。
 

■ 症例

なし


■ 関連する病気

内臓(五臓六腑)にできる
キャンベルハムスターに多い 肥満に多い
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
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