ハムスターが健康的に生きていくには水分が必ず必要です。
水を飲まない、水分を全く摂取しないハムスターはいませんので
飼い主が気づいていない時間に飲んでいる、もしくは
給水器以外の方法で水分を摂取していることになります。
給水器から水を飲んでいる姿を見かけない
24時間ハムスターの行動を監視していれば飲んでいる姿を見かけるかもしれません。
飲んでいるか確認するために給水器に入れる水の量をはかってみても
なかなか正確な数字は確認できません。
1日で飲む量は体の大きいゴールデンですら5〜20ccといわれていますし
自然に垂れてしまう量にも左右されてしまいます。
あくまで目安的な確認の方法として
[1] 給水器の水の量の重さをデジタルキッチンスケールで量る
[2] 24時間後、給水器内に残った水の量をデジタルキッチンスケールで量る
[1]の数値から[2]の数値を引けば漠然と減った量は確認できます。
給水器の水が全く減っていないのであれば、別の原因が考えられます。
水をたくさん飲む子は泌尿器疾患、糖尿病を疑います。
糖尿病を患った子(キャンベル)は毎日自分の体重以上の水の量(50〜80g)を飲みました。
(健康体であれば1日で1〜5g程度の量しか飲まない)
おしっこした跡が見当たらない
水分を摂取すれば必ずおしっこをします。
■トイレを設置してトイレでおしっこする子の場合
トイレ用に紙製の砂を使っていれば、水分が染み込んだ跡が残ります。
ドワーフ類は無色透明のおしっこをする子もいるので、量が少なく乾いてしまっていては見分けつかないかもしれません。(おしっこ後、2〜3時間はしっとり湿っています)
固まる砂を使えば固まった状態でおしっこ跡が残りますし
固まらない焼き砂使っていても砂がまとまって残ります。
■トイレでおしっこしない子の場合
必ず住居内のどこかでおしっこをしています。
床材、巣箱の中などにおしっこ跡が残っていないか確認してください。
紙製の床材や新聞紙やキッチンペーパーなら比較的簡単におしっこ跡が残ります。
牧草の床材はほとんど吸水性がないので、おしっこ跡がべちゃべちゃして残ります。
チップ材を使用しているのであれば、おしっこ跡は色が濃くなっているのですが
場所によっては見分けがつきにくいのでおしっこしていないように見えます。
お水を摂取しているのに全くおしっこをしていないのであれば尿路結石を疑います。
尿路結石が原因でおしっこが出ないのであれば、泌尿器疾患としては末期の状態です。
(下腹が膨らんできているはずです)
すぐに通院する必要があります。
以下、管理人のハムスターがおしっこしたことのある場所。
・回し車→おしっこ後数時間はびちゃびちゃしてる
・巣箱(お菓子の空き箱)→染み込んだ跡あり
・巣箱(木製)→染み込んだ跡あり
・巣箱(プラスチック)→おしっこ後数時間はびちゃびちゃしてる
・巣箱(陶器)→おしっこ後数時間はびちゃびちゃしてる
・素焼きタイル→おしっこ後数時間で染み込むがにじみ跡が残る
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