 | 健康時のうんちとペレット （ゴールデンハムスター） 大きさは約1センチほど |
■色
健康的なうんち（糞）は茶褐色や黒いものが多いですが
茶色や黄土色、灰色がかったり緑っぽいものもあります。
直前に食べたものによって便の色も左右されることがあります。
（着色されたペレットを食べた後や野菜・果物を多く食べた後など）
体調不良時で胃や腸が弱っていたり下痢の時は全体的に薄めの色になります。
その他
・緑や黄色の便 → 消化不良の恐れ
・真っ黒な便 → 消化器官内に出血の恐れ（血便）
・表面に赤い色が付着した便 → 血便、もしくは生殖器からの出血の恐れ
でんぷん質の多いものをたくさん食べた後は、消化不良っぽく白いうんちが出ることがあります。
■形
米粒のような俵型の形状が一般的ですが
軟便なら形が崩れ、下痢便だと床材・巣材にべっちょりついて形を成しません。
出したてのうんちは表面が若干しっとり湿って艶っぽいですが
すぐに乾燥してカピカピしたものになります。
うんちの中に消化しきれなかった固形物が混ざることもありますし
自分の毛が付着した便が出てくることもあります。
つながったうんち
■固さ
出した直後でも焚いたご飯粒ほどの弾力があります。
（指で潰してもつぶれにくい）
数時間するとすぐに乾燥して固くなります。
やわらかくて潰すと簡単につぶれてしまううんちは軟便で
体調不良によるもの、水分の摂りすぎによるもの、病気によるものが考えられます。
軟便が一時的なものであればいいのですが
頻繁に、もしくは続けて数日出し続けるなら病気（寄生虫など）が原因である確率がかなり高くなります。
手遅れになる前に糞便検査（検便）を行ってください。
■大きさ
５ミリ〜１センチほど。
体の大きなゴールデンのほうが若干大きめになりますが
キャンベル・ジャンガリアンでも同じくらいの大きさのうんちを出します。
（体が大きいからといって倍の大きさのうんちをするわけではない）
ゆるい便ほど大きめになり、固い便ほど小さめになります。
■におい
健常時に出すうんちはほとんど無臭に近いです。
比べて、軟便・下痢便はかなり激臭を発するものになります。
飼育ケース内に1個下痢便があるだけでも、ケース内全体が臭くなります。
うんちがかなり臭い場合は糞便検査（検便）をおすすめします。
軟便・下痢便
 | 代表的な軟便 （寄生虫・ジアルジアが原因） 表面が湿っぽい 割り箸で挟むとくっついて離れない ティッシュでつまむと簡単につぶれる |
 | 軟便を踏み潰した跡（回し車） |
 | 長〜い便 ちょっとゆるめ |
 | 赤茶色っぽい軟便 （寄生虫・トリコモナスが原因） |
 | かなりゆるい軟便 （寄生虫・トリコモナスが原因） |
 | かなりゆるい軟便 （寄生虫・ジアルジアが原因） |
 | 巣材に付着した下痢便 （寄生虫・ジアルジアが原因） |
 | 巣材に付着した下痢便 （寄生虫・トリコモナスが原因） |
参考リンクエキゾチックペットクリニック（動物情報→哺乳類→げっ歯目→ハムスター→病気→下痢 ）
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