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  • 腎疾患(じんしっかん)

■ 症状

水を飲む量・回数、尿の回数が増えます。(多飲多尿)

血尿(オレンジ色、茶褐色やピンク色・赤色の尿)が出ることもあります。

★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります

■ 原因

* 膀胱炎
* たんぱく質の摂り過ぎ
* 腫瘍
* 高齢


細菌感染が腎臓に達する場合、尿のにおいがきつくなる(腎炎)
そのまま腫瘍化することもある。

高齢のハムスターは腎臓機能が衰えやすくなる(腎不全)
一度衰えて壊れてしまった腎臓機能は回復することはありません。

尿検査を行って尿比重・細菌を調べる。


■ 自宅での応急処置

応急処置 ハムスターの血尿


■ 治療

抗生剤の投与、腫瘍が確認できれば腫瘍に対する治療を行います。

慢性的に腎臓が弱っていると診断された場合、皮下点滴で利尿を促す。

食事は低たんぱく質・高カロリーのものに切り替える。

【詳細】泌尿器系(ハムスタ−クラブの診療室)


■ 予防

* たんぱく質の多いものは与えすぎない
鳥ササミゆで・高野豆腐・煮干・かぼちゃの種・ひまわりの種・落花生・麻の実

* いつでも自分から水を飲めるようにする
必ず給水器を設置する。

* 定期的に掃除をして住居内を清潔にする
細菌感染を予防する。
特に尿で汚れた床材、巣材やトイレは毎日掃除・交換する。

* 尿の色が判断できやすい床材・巣材・トイレ砂を使用する
紙製のものが一番分かりやすいし衛生的。


■ 闘病

なし


■ 症例

なし


■ 関連する病気

内臓(五臓六腑)にできる 泌尿器(尿・おしっこ)にできる
高齢になると発症しやすい 肥満に多い 不衛生な環境に多い
 
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
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