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  • 心疾患(しんしっかん)・心不全(しんふぜん)

■ 症状

食欲不振から元気がなくなる。

体全体でゆっくり大きく呼吸をするようになる。

重症・急性の場合は突然呼吸困難に陥り危篤状態になる。

★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります

■ 原因

* 高齢
* 敗血症(感染症の一種)
* アミロイドーシス

老化により心臓機能の低下からの心臓疾患が多く、血栓性の心筋症が多発する。

心不全から胸膜腔に液体が溜り胸水症を併発したり、心筋症から心臓肥大を起こすと肺水腫腹水などを併発して、呼吸困難やお腹が膨れたりする症状が見られる場合が多いです。


■ 自宅での応急処置

応急処置 ハムスターがぐったりした症状


■ 治療

利尿剤・血管拡張剤・強心剤・抗生剤など循環器用のお薬を投与する。

心臓疾患自体は治ることはないので、QOL(クオリティーオブライフ)の向上に努めたり、肺水腫・腹水などの合併症治療に専念する。

呼吸困難に陥っている場合は酸素吸入措置をとる。

運動制限(回し車・段差物の撤去)して高繊維質・低塩分・低脂肪の食生活に切り替える。

高ストレスによる心臓への負担を注意する。

【詳細】循環・呼吸器系(ハムスタ−クラブの診療室)


■ 予防

* 高齢(1歳半)になれば高脂肪・高カロリーの食事は控える
タネ類・おやつは控えめに。人間の食べ物は与えない。

* 免疫力が下がらないように注意する
余計なストレスかけない。健康的な食生活をおくる。しっかり温度管理する。


■ 闘病

敗血症性ショック
└膀胱炎の治療中、呼吸困難に陥る。
 膀胱炎を元にする感染症から心臓に負担がかかり、肺水腫・腹水を誘発。
 数日間利尿剤で治療するも完治することなく息を引き取る。


■ 症例

※辛い内容になることを予めご了承下さい
エキゾチックペットクリニック(動物情報→哺乳類→げっ歯目→ハムスター→病気)
心不全


■ 関連する病気

内臓(五臓六腑)にできる
高齢になると発症しやすい 不衛生な環境に多い
■病気症状について■
動物病院で診察を受けた上でのセカンドオピニオンとしてご利用下さい。
見た・読んだ・知ったからといって病状が改善・治るものではありません。
動物病院へ行って治療しなくては病気は治りません。
「病院へ行くべきか?」と思った時は「行かなくてはならない時」であり
手遅れになると病院でも満足に対処できなくなってしまいます。
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