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  • 応急処置 ハムスターの出血(お尻から)


出血(お尻から)


血便を伴う出血であれば、便を持ってすぐに通院してください。
応急処置として自宅でできることは保温と栄養補給のみです。
消化器系の病気は自宅看護では絶対に治りませんので、下痢・腸重積など重症になる前に病院で診察受けてください。

肛門でなく生殖器からの出血が考えられる場合もあります。


腸重積・直腸脱


肛門から赤いもの(腸)がとび出ているなら、はやく元に戻してあげないと乾燥してしまいます。
乾燥してしまっては元に戻りにくいだけでなく、壊死が始まってしまいます。
大至急病院へ行ってください。

綿棒を生理食塩水で湿らせて、通院まで乾燥しないように時間をおいて湿らせてください。
湿らせた綿棒で軽く押して運がよければ元に戻ることがあります。

元に戻ったとしても再発したり、他の病気を併発させたりするので、必ず通院してください。
どうしても元に戻らない、通院が遅れてとび出た腸が乾燥してしまっている場合は摘出手術を行うことがあります。

腸が肛門から飛び出てしまう腸重積・直腸脱は予後不良の病気とされています。
回復・完治が難しくてもできる限りのことはしてやってください。
苦しんでいるハムスターを放っておくのだけは絶対に避けてください。


 参考リンク
病気になったら
応急処置について(Cherry Field Works)
全国の夜間救急動物診療所
■応急処置の注意■
何よりもまず動物病院で診察を受けてください。
素人判断の応急処置では逆に症状を悪化させる場合もあります

通院せずに応急処置だけ行っても病気は絶対に治りません。
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