軟便
軟便とは指で軽くつまむと簡単につぶれてしまうもの
床材・巣材に形を崩して付着するようなものをいいます。
軟便写真(ジアルジア) 軟便写真(トリコモナス)
コロコロとしていて米粒のような硬さのもので、数時間後には乾燥して硬くなるものは健康的な便と判断できます。
一時的に水分の多いものを口にした、繊維質の多い食事が続いた程度であれば
1日程度で軟便は治まると思います。
2,3日以上続いて軟便ばかり出るならば、明らかに腸内細菌のバランスが悪いか
下痢・消化器疾患の初期症状と判断して間違いありません。
整腸剤(新ビオフェルミンS錠)や無糖ヨーグルト、市販されている小動物用乳酸菌サプリで
改善が期待できることもありますが、根本的な解決・治療にはなっていません。
軟便が1週間以上続くなど全く症状が改善されない場合、水っぽい便を出したり
お尻が濡れるほどの下痢を発症する前に病院で糞便検査をしてもらってください。
下痢を発症すると半日で死ぬこともあります。
手遅れになる前に病院へ行ってください。
軟便が続くならば下痢の可能性を考えます。
複数同居・もしくは住居を接して置いているなら、別の子への感染を防ぐためにもすぐに隔離します。
またハムスターの体、住居を触った後は必ず手洗いを行ってください。
血便
血便(うんちに血が混ざったもの、赤いうんち)が見られれば消化器系、もしくは生殖器系に重大な疾患を抱えていることになります。
手遅れになると治療が困難なのですぐに通院してください。
応急処置としては保温と栄養補給しか対処できません。
乾燥にんじんや赤く着色されたペレットをたくさん食べた際
一時的に赤黒い、赤茶色い便を出すことがあります。
参考リンク |
応急処置について(Cherry Field Works)
全国の夜間救急動物診療所
■応急処置の注意■
何よりもまず動物病院で診察を受けてください。
素人判断の応急処置では逆に症状を悪化させる場合もあります
通院せずに応急処置だけ行っても病気は絶対に治りません。
何よりもまず動物病院で診察を受けてください。
素人判断の応急処置では逆に症状を悪化させる場合もあります
通院せずに応急処置だけ行っても病気は絶対に治りません。