ハムスターQ&A > 病気症状ナビ > ハムスターが寒い日にぐったりしている
  • ハムスターが寒い日にぐったりしている

ハムスターが寒い日にぐったりしているなら、低体温症を疑います。

一般的には冬眠と呼ばれていますが、ペットのハムスターは冬眠しません。
擬似冬眠と呼ばれる低体温症のことを『冬眠』と表現しているだけです。

普段37℃ほどある体温が10℃近くまで下がっていることもあるので
硬直(手足がかたまっている)していたり、触ると体がひんやりします。
見た目死んでいるようにしか見えませんが、ゆっくり小さく息をしているのは確認できます。

 対応

体をゆっくりと温めてあげてください。
ドライヤーにあてたり、ストーブの前で急激に温めると、心臓に負担がかかりそのまま命を落とすこともあります。
擬似冬眠からの回復:体のあたため方法

著しく体力を消耗しているので皮下点滴等での栄養補給も必要になります。
体力が回復してきたらしっかり保温して通院してください。
体を温めてあげれば数時間で動き始めます。

ゴールデンハムスターなら擬似冬眠状態から回復する可能性はありますが
寒さに強いジャンガリアンが寒い日に体を硬直させてぐったりしていたら
すでに命を落としている可能性が高いです。

 関連する病気・原因・治療
低体温症・冬眠

 関連する症状
ハムスターがぐったりした症状