■ 症状
眼瞼(がんけん=まぶた)が腫れたり、目の端に白っぽいしこりができます。
眼脂(目やに)が出て目が開かなくなったりします。
★★症状確認できたら通院する必要があります
■ 原因
まぶたの裏にあるマイボーム腺が炎症を起こし、腺の開口部が閉じてしまい分泌物が溜ることで発症します。
体質的なものありますが、高脂肪のものを多く食べることでもできやすくなります。
発症した目が完治しても反対側の目に発症したり再発することも多いです。
ジャンガリアンによく発症します。
■ 自宅での応急処置
応急処置 ハムスターの目の症状
■ 治療
目・患部に点眼薬をつけます。
(軟膏タイプの薬は嫌がってかきむしる例が多いです)
点眼でしこりが小さくならない(腫瘍化してしまった)場合は、しこりを切開して溜った脂質を排出します。
「良性の腫瘍」と判断されることもあり、積極的に切開治療行わない場合もあります。
また小さい場合は自然になくなることもあります。
自分で引っかいて分泌物が排出していつのまにやらしこりがなくなる場合もありますが、その場合傷口から細菌感染を起こす恐れもあります。
一度発症した子は再発の確率が高いですし、
結膜炎も併発する場合が多いので、化膿して腫瘍化する前に点眼などの処置をする必要があります。
「ほっておいたら治る」ものではありません。
治療中はトイレ砂・細かいほこりの出る床材は撤去します。
【詳細】
眼科疾患(ハムスタ−クラブの診療室)
■ 予防
* 健康的な食生活を続ける
高脂肪・高カロリーなおやつ(タネ類)は控えめにして、ペレットを主食とする。
■ 闘病
なし
■ 症例
※辛い内容になることを予めご了承下さい
エキゾチックペットクリニック(動物情報→哺乳類→げっ歯目→ハムスター→病気)
麦粒腫(マイボーム腺腫に似た症状)
オークどうぶつ病院(→目で見る病気)
まぶたの脂肪(マイボーム腺腫に似た症状)
■ 関連する病気
目の中・目の周りにできる
ジャンガリアンハムスターに多い 肥満に多い<<続きを隠す