■ 症状
食欲不振から元気がなくなる。
起きているときなど頻繁に「プシュプシュ」「ぴゅうぴゅう」など鼻から音を出す。
体全体でゆっくり大きく呼吸をするようになる。
目やにや鼻汁を出すこともある。
★★★症状確認できたら緊急に通院する必要があります
■ 原因
* ストレス
* 不潔な環境
* 細菌感染(連鎖球菌・パスツレラ)
特に急激な温度変化に注意する。
トイレ掃除不備からのアンモニア臭が住居内にこもると、呼吸器の粘膜を刺激して発症原因となることもある。
人間のインフルエンザがうつって肺炎を起こすこともある。
頻繁に鼻から音を出す場合は症状がかなり悪化している場合が多い。
(寝ている時だけ音を出す場合は、寝言か寝る体勢によるものが多い)
口呼吸できないハムスターが鼻から音を頻繁に出すことは、呼吸がうまく出来ていない証拠なので一刻も早く通院する必要がある。
呼吸困難に陥った場合は歯茎が白っぽくなります。
■ 自宅での応急処置
応急処置 ハムスターの呼吸困難
■ 治療
抗生物質を投与します。
手遅れになって(音がするようになって)から飼い主が症状に気づくことが多いため
完治することは難しい。
呼吸困難に陥っている時は、ただちに酸素室での酸素吸入処置が必要です。
肺炎の場合はハムスターを隔離しないと別のハムスターにうつります。
お世話した後は必ず手を洗ってください。
【詳細】
循環・呼吸器系(ハムスタ−クラブの診療室)
■ 予防
* 免疫力が下がらないように注意する
余計なストレスかけない。健康的な食生活をおくる。しっかり温度管理する。
* 定期的に掃除をして住居内を清潔にする
細菌感染を予防する。
特に尿で汚れた床材、巣材やトイレは毎日掃除・交換する。
* ハムスターにもインフルエンザがうつることを認識しておく
自分の体調不良時はマスク・手洗いなどでうつさないように努力する。
■ 闘病
肺炎
└食欲が落ち、常に鼻から「ぴゅ〜ぴゅ〜」と甲高い音を出すようになる。
呼吸する度に、横隔膜がものすごく上下する(1〜2センチほど)症状も出る。
毎週の通院、毎日3〜5回の強制給餌・投薬を続ける。
体力低下を抑える為部屋は24時間エアコン暖房をつけ続けた。
呼吸が苦しくなる度に簡易酸素室・携帯酸素での回復を試みる。
呼吸困難時は首を伸ばしたりゆっくりしたワニのような歩き方を見せた。
2〜3月の1ヶ月間の闘病で体重が40gから25gに落ち、力尽きる。
自宅で行っていた歯切り直後に発症したので、そのストレスが原因だと思われる。
■ 症例
なし
■ 関連する病気
呼吸器にできる
不衛生な環境に多い<<続きを隠す