■手術のみで治療できるもの・行わないと悪化するもの
下記の病状が確認できたら早急に手術を行う必要があります。
腫瘍(しゅよう) ─ しこりができる
頬袋脱 ─ 口から頬袋が飛び出す
眼球突出 ─ 目が押し出されてくる
腸重積 ─ 肛門から腸が飛び出す
直腸脱 ─ 肛門から腸が飛び出す
腸閉塞 ─ お腹が膨れてくる・うんちが出ない
尿路結石 ─ お腹が膨れてくる・おしっこが出ない
子宮蓄膿症 ─ メスの生殖器から出血・お腹が膨れてくる
■場合によっては手術や麻酔での治療を行うもの
状態がひどい場合に処置されるもの
膿瘍(のうよう)・皮脂腺腫・血腫・緑内障・膣脱・精巣炎・骨折・切り傷・腹水
マイボーム腺腫・膀胱炎・子宮内膜炎
まれに麻酔での治療が行われるもの
不正咬合・過長歯・脂肪腫・麦粒腫
■ハムスターにとっての手術
治療には手術が必要であっても、どうしても手術ができない場合があります。
手術自体よりも麻酔に対する危険性が高いため、手術が行えないことがあります。
麻酔・手術行う場合は処置前に必ず「承諾書」にサインを求められます。
サインをすれば「麻酔・手術による事故」については飼い主は了承したことになります。
●ハムスターの体力が極端に落ちている場合
危篤状態で極端に弱って体力低下している場合、麻酔から回復できる可能性が低すぎて処置できません。
●病状による場合
多量の出血が予想されたり、鼻・耳・口腔内・骨癒着など手術箇所・状態によっては満足な処置ができなかったり、手術自体行えない場合があります。
●ハムスターが高齢の場合
1歳半を超えたハムスターは老化が始まっています。
体力・免疫力が若い頃に比べて落ちているので、麻酔・手術を乗り切る体力がなく
麻酔から覚めなかったり、もしくは術後すぐに死亡してしまうリスクが高いのです。
2歳を超えた高齢ハムスターの場合、ほとんどの病院は麻酔手術を行いません。
(死亡リスクが高すぎて処置できない)
●飼い主が手術を望まない場合
飼い主として治療を選ぶ権利もあります。
手術治療は数千円〜数万円(1〜5万円)もお金がかかってしまいます。
「そんなにお金かけてられない」
と、ハムスターでなく飼い主の都合で手術を行わない例も少なくありません。
できればそうした都合で治る病気が放置されてしまうのは避けたいものです。
「ペットを飼う」ということは「手間も時間もお金もかかるものだ」と理解して飼い始めたのではないでしょうか?
どうかできる限りの治療を行ってやって下さい。
■手術の選択
「手術すれば長生きできる・完治できるかもしれない」
「手術で命失うよりは、しないほうが結果的に長生きできるかもしれない」
どちらの選択肢(治療)を選ぶのか、選んだ方がいいのか、
飼い主は動物病院の先生とよく相談する必要があります。
┏ 麻酔・手術成功の可能性
┗ 麻酔・手術での死亡の可能性
┏ 手術行った後に病状はどれだけ改善されるのか?
┗ 手術行わなかった時に病状はどれだけ悪化してしまうのか?
┏ 手術行った後にどれだけ生き続けることが出来るのか?
┗ 手術行わなかった時にどれだけ生き続けることが出来るのか?
「あの時手術行えばよかった」
「あの時手術行うんじゃなかった」
どんな治療方法を選択したとしても、反省・後悔はしてしまうものです。
安易に選択してしまって、「選択した治療」でなく「選択した自分」を悔いることのないように、十分話し合って決めて下さい。
辛い選択ですが、飼い主として治療を選ぶ責任があるのです。
自分がハムスターのために考え抜いて出した答え(治療法)に対しては
自信を持って前向きに取り組んでいって下さい。
「手術・麻酔によって命を失う」ことをどうしても選択できない場合
「手術したいけど年齢的にできない」場合
どちらもお薬などの内科的延命治療を行うしかありません。
1日1日を大事にして、QOLの向上に努めたお世話をしてあげて下さい。
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下記の病状が確認できたら早急に手術を行う必要があります。
腫瘍(しゅよう) ─ しこりができる
頬袋脱 ─ 口から頬袋が飛び出す
眼球突出 ─ 目が押し出されてくる
腸重積 ─ 肛門から腸が飛び出す
直腸脱 ─ 肛門から腸が飛び出す
腸閉塞 ─ お腹が膨れてくる・うんちが出ない
尿路結石 ─ お腹が膨れてくる・おしっこが出ない
子宮蓄膿症 ─ メスの生殖器から出血・お腹が膨れてくる
■場合によっては手術や麻酔での治療を行うもの
状態がひどい場合に処置されるもの
膿瘍(のうよう)・皮脂腺腫・血腫・緑内障・膣脱・精巣炎・骨折・切り傷・腹水
マイボーム腺腫・膀胱炎・子宮内膜炎
まれに麻酔での治療が行われるもの
不正咬合・過長歯・脂肪腫・麦粒腫
■ハムスターにとっての手術
治療には手術が必要であっても、どうしても手術ができない場合があります。
手術自体よりも麻酔に対する危険性が高いため、手術が行えないことがあります。
麻酔・手術行う場合は処置前に必ず「承諾書」にサインを求められます。
サインをすれば「麻酔・手術による事故」については飼い主は了承したことになります。
●ハムスターの体力が極端に落ちている場合
危篤状態で極端に弱って体力低下している場合、麻酔から回復できる可能性が低すぎて処置できません。
●病状による場合
多量の出血が予想されたり、鼻・耳・口腔内・骨癒着など手術箇所・状態によっては満足な処置ができなかったり、手術自体行えない場合があります。
●ハムスターが高齢の場合
1歳半を超えたハムスターは老化が始まっています。
体力・免疫力が若い頃に比べて落ちているので、麻酔・手術を乗り切る体力がなく
麻酔から覚めなかったり、もしくは術後すぐに死亡してしまうリスクが高いのです。
2歳を超えた高齢ハムスターの場合、ほとんどの病院は麻酔手術を行いません。
(死亡リスクが高すぎて処置できない)
●飼い主が手術を望まない場合
飼い主として治療を選ぶ権利もあります。
手術治療は数千円〜数万円(1〜5万円)もお金がかかってしまいます。
「そんなにお金かけてられない」
と、ハムスターでなく飼い主の都合で手術を行わない例も少なくありません。
できればそうした都合で治る病気が放置されてしまうのは避けたいものです。
「ペットを飼う」ということは「手間も時間もお金もかかるものだ」と理解して飼い始めたのではないでしょうか?
どうかできる限りの治療を行ってやって下さい。
■手術の選択
「手術すれば長生きできる・完治できるかもしれない」
「手術で命失うよりは、しないほうが結果的に長生きできるかもしれない」
どちらの選択肢(治療)を選ぶのか、選んだ方がいいのか、
飼い主は動物病院の先生とよく相談する必要があります。
┏ 麻酔・手術成功の可能性
┗ 麻酔・手術での死亡の可能性
┏ 手術行った後に病状はどれだけ改善されるのか?
┗ 手術行わなかった時に病状はどれだけ悪化してしまうのか?
┏ 手術行った後にどれだけ生き続けることが出来るのか?
┗ 手術行わなかった時にどれだけ生き続けることが出来るのか?
「あの時手術行えばよかった」
「あの時手術行うんじゃなかった」
どんな治療方法を選択したとしても、反省・後悔はしてしまうものです。
安易に選択してしまって、「選択した治療」でなく「選択した自分」を悔いることのないように、十分話し合って決めて下さい。
辛い選択ですが、飼い主として治療を選ぶ責任があるのです。
自分がハムスターのために考え抜いて出した答え(治療法)に対しては
自信を持って前向きに取り組んでいって下さい。
「手術・麻酔によって命を失う」ことをどうしても選択できない場合
「手術したいけど年齢的にできない」場合
どちらもお薬などの内科的延命治療を行うしかありません。
1日1日を大事にして、QOLの向上に努めたお世話をしてあげて下さい。
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